Session17【歌における男女の相違】

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1:喉の構造の違い

男女では喉の構造が異なります。
男性に比べて、女性は甲状腺が大きいために喉仏が外部からは見えない人が多いです。
そのため、もっともオーソドックスな喉を開くという練習方法の『喉仏を下げる』という教え方では、女性にはレッスン上では通用しない場合があります(女性の生徒本人が喉仏を確認できないのです)。

であるからこそ、男女共に舌を基準として喉を開くことをボイストレーナーは生徒へ教え込むことが最善策です。
舌も若干の割合で女性の方が大きくて長いのですが、ほとんどの場合は喉を開くことに影響することはありません。
舌さえ安定させれば、喉の構造は男女で違っていても喉を開くことが可能です。
舌の下げ方はSession3 を参考にして下さい。

※ 外国人の場合は舌の大きさも喉の太さも日本人とは異なります。

2:音域の違い

男女では音域が著しく異なります。
男性の場合、チェストボイスにより女性よりも約1オクターブ下まで音が出ます。
しかし、高音のヘッドボイス以上に至っては、圧倒的に女性の方が優位です。
約1オクターブ上まで女性の方が声が出ます。

しかし、上記をまとめてみると、結局男性も女性も音域は3オクターブから3オクターブ半、というケースがほとんどです。
もちろん、曲の中で使える音、使えない音などでも男女の差はありますが、音域の広さということを考えると差はほとんどありません。

以上が男女の音域の違いになります。

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