共鳴が出来ていないから張り上げてしまう?

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【質問タイトル:『共鳴が出来ていないから張り上げてしまう?』】

路上で弾き語りをしているものです。
歌うときはマイクを使用していません。
そのため、自分の声が聞きとり辛く、声を張り上げて歌ってしまいます。

そのせいか、喉が枯れやすいです。
必要以上に力んで歌っている・・ということでしょうか?

カラオケとかなら、自分の声が聞こえるので調子をはかれるんですが…
そもそも、自分の声が聞こえない=しっかり共鳴出来ていないということでしょうか?

よろしくお願い致します。

【連盟技術担当スタッフ:以下回答】

お疲れ様です。
連盟技術担当スタッフです。

まず、路上でマイクを通さずに歌うという事自体に無理があります。

仮に声が抜けていて、共鳴が出来ていても、路上では声は跳ね返ってきません。
ライブハウスなどの環境とは全く異ります。

そのため、路上で声を張り上げてしまい、喉を潰し易いボーカリストは大勢います。
アンプを用意してマイクを使ったほうが良いでしょう。

アンプが用意できないということであれば、「無理しない」という事を念頭に置いて頂きたいです。
マイクなしで路上で歌う際は、
・もともと声量がある
・もともと声が大きい
・聞こえ易い声質である
といった要素が強く関係してきます。

そういう元々の状態が路上で歌うことに不向きな場合は、
(便宜上、他に言葉が見当たらないので敢えて「不向き」という言葉を使わせて頂きました)

・共鳴をしっかり意識する
・声が前に出ているかを確認する
ことが大切です。
声を前に出す方法としてはハミングで練習すると一定の効果が得られます。
路上では、歌う前にハミングして確認すると良いかもしれません。

また、歌いこんで来ると、無駄な力が入ってくることもあるので、そのような場合も少しハミングを行って調整すると良いでしょう。
共鳴が出来ているかどうかの確認にもなりますからね。

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