こんにちは、日本ボイストレーナー連盟運営スタッフです。
当連盟有資格ボイストレーナーのメディア出演情報になります。
2016年12月7日にテレビ東京の番組『超！衝撃映像 日本人が超えてみた！？』に当連盟代表理事及び、マスターボイストレーナーの青木亮が出演致しました。
企画内容
企画内容は演歌歌手のさくらまやさんに青木亮ボイストレーナーが通称〝人間エコー”をマイクを使わないで喉だけで掛けるトレーニングを行うというものでした。
正確にはトレーニングを行うというよりも、方法を具体的にさくらまやさんにお伝えして、実践して頂くというものです。
今回の企画のメイン、超えるべき映像は以下の映像です。
映像をご確認頂けましたでしょうか。
こちらのエコー人間と言われている方と、同じ事を日本人が日本語でやれるかどうか、更には歌でもエコーを掛けた様な状態で歌えるかどうか、という企画です。
もちろん、音声編集やマイクなどを使わないで、自力でエコーをかけるという物です。
そもそもエコーというのは、ご存知かもしれませんがカラオケボックスなどでボーカルの音に響きを持たせる事ができるエフェクト（音響効果）です。
スタッフとして私も青木亮ボイストレーナーに帯同していましたが、実際は青木亮はボイストレーナーであり、映像のようなパフォーマーではありませんので、生身の体にエコーを掛ける事に馴れる事はちょっと難しかったようです。
しかし、最終的には仕上がりその方法や理論も確立。
撮影に臨む事が出来ました。
さくらまやさんは、長く歌手活動をされているのでとても覚えが早く、恐らく番組的には上手く仕上がったかなと思います。
さて、映像にもありました人間エコーですが、当然ですが実際にはエコーが掛かっているわけではありません。
解説しますと、実は「あ」「い」「う」「え」「お」という単発の短い音があった場合、その音をしっかりと共鳴させてペースを等間隔に同じ音程で少しずつ音を小さくして行けば仕上がります。
あ
あ
あ
あ
あ
い
い
い
い
い
う
う
う
う
う
え
え
え
え
え
お
お
お
お
お
という具合です。
実際に今、簡単な音声ファイルを青木亮ボイストレーナーが録音したものが以下です。
人間エコーのやり方
①共鳴させる
②均等なペースで発声
③音程は一定
④段々小さく発声
⑤繰り返しは１回なら１回、２回なら２回と決めて発声
以上５項目を守れば簡単な人間エコーは掛かります。
※正確には、エフェクトで言うならディレイになります。
反響音、残響音やエフェクトの色々な機能を理解していれば、
上記の映像のような、人間エコーと言われている方のカラクリも解けるという事です。
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