2016年5月度 JAVCERT 過去問題

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問1(腹式呼吸/5点)

腹式呼吸が歌に向いている理由として適切ではないものを以下から2つ選べ。

  1. 呼吸時、お腹周りしか動かさないので全身が安定しリズムがブレにくくなるから。
  2. アタックのある発声を促進することが可能だから。
  3. 息を吸う際に0.5秒で吸うことができるから。
  4. チェストボイスを発声し易くなるから。
  5. ヘッドボイスよりも高音域の発声が発声し易くなるから。
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ans.4.5

 

問2(共鳴/5点)

歌において共鳴をマスターする目的として正しいものを以下から1つ選べ。

  1. 絶対音感を高める。
  2. 相乗音感を高める。
  3. チェストボイスを出す。
  4. 声帯の負担を軽くする。
  5. 声帯結節を改善する。
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ans.4

 

問3(喉の開き方/5点)

「あ」の発声の時、喉が開いている時の舌の状態として適切なものを次より全て選びなさい。

  1. 舌全体が下の歯よりも上に浮かない状態。
  2. 舌の真ん中が若干窪む程度の力で舌を下げた状態。
  3. 舌の先端が下の歯の先端裏側にくっ付いている状態。
  4. 唇から喉の奥にかけて滑らかに滑り台の様に舌が下がって安定している状態。
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ans.1.3

 

問4(共鳴/5点)

人間が音を聞き分ける器官を内耳のどの場所か明確な単語で答えなさい。

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ans.蝸牛(かぎゅう)→平仮名での解答も良しとする

 

問5(抜ける声/5点)

マイクに乗り易い抜ける声を習得する為に必要な練習方法として間違っているものを以下の中から1つ選びなさい。

  1. 発声に対して息の量を少なくする。
  2. 腹式呼吸をマスターする。
  3. 部屋で発声する場合、部屋の四隅も自分の声で共鳴し反響する。
  4. まずはリップトリルを必ず習得しなければならない。
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ans.4

 

問6(発音/5点)

「い」の発声を行う場合に間違っているものを以下の中から1つ選びなさい。
解答が存在しないと思う場合には解答欄に『×』と記入しなさい。

  1. 舌の先端が下の歯の先端裏側にくっ付いている。
  2. 歯は完全に閉じている状態。
  3. 舌の両端が上あごに付いていなければならない。
  4. 舌の奥~真中~先端にかけて空洞をしっかり作って息が抜ける場所を確保する。
  5. 唇をしっかり横に広げる。
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ans.×

 

問7(表情筋のストレッチ/5点)

ボイストレーニングガイドラインでは表情筋のストレッチ及び筋力トレーニングとしてどの様な練習方法を挙げているか。
20文字以内で明確に答えなさい。

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ans.「あいうえお」の一分間運動

 

問8(ファルセット/5点)

ファルセットの声区は『 A 』ボイス以上である。
上記Aに入る単語を答えなさい。

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ans.ヘッド

 

問9(音程矯正)(/5点)

ボーカルの音程矯正に必要なボイストレーニング指導方法を80文字以内で述べなさい。
当問題はボイストレーニングガイドラインの記述に則った回答をしなさい。

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ans.相対音感を共鳴によって研ぎ澄まして行く練習方法と、ソルフェージュによって楽譜を中心とした音楽理論を実際の音に結びつけた発声による練習方法。

 

問10(チェストボイス/5点)

チェストボイスの発声方法を生徒さんへレクチャーする場合。
発声時に声の胸部での鳴りを理解して貰う為に、生徒さんが自身の体のどの部分を手で押さえて確認させるか。
8文字以内で答えなさい。

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ans.鎖骨と肋骨

 

問11(基礎音楽理論/5点)

長調と短調の違いについて記述として間違っているものを以下の中から選びなさい。

  1. 長調はメジャー、短調はマイナーである。
  2. 短調は別の呼び名でホ長調とも言われる。
  3. 長調はヘ音記号で譜面では記譜出来ない。
  4. スケール練習は長調でも短調でも行う。
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ans.2.3

 

問12(クロマチックスケール/5点)

ソルフェージュで行うクロマチックスケール(半音階)の発声練習方法としてボイストレーニングガイドラインでは、
男性は『 1 』key
女性は『 2 』key
で練習を行うことを基本としている。
上記1と2に当てはまるkeyを、ボイストレーニングガイドラインに則りそれぞれ答えなさい。

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ans.1=F 2=A

 

問13(共鳴/5点)

もっとも声が上咽頭で共鳴するポイントを探ることを「『 A 』を探る」という。
Aに入る言葉を明確に答えなさい。

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ans.ボイスポジション

 

問14(腹横筋コントロール/5点)

生理的限界低音から生理的限界高音までをスラーで一息(一声)で上がって行く発声方法は何という練習方法でしょうか?
10文字以内で答えなさい。

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ans.グリスアップの練習

 

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