2014年8月度 JAVCERT 過去問題

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問1【腹式呼吸】

腹式呼吸を必ずしも必要としない職業を次から1つ選びなさい。
また回答が存在しない場合には『×』と記入しなさい。

1:歌手
2:役者
3:ナレーター
4:声優

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ans.3

 

問2【胸式呼吸】

腹直筋は身体のどの部分か?
また腹横筋は身体のどの部分か?
50文字以内で2つ説明しないさい。

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ans.腹直筋は腹部正面を縦に走っている筋肉で、腹横筋は横の腹部の骨盤と肋骨の間にある筋肉。

 

問3【音楽基礎理論】

ペンタトニックでスケール練習を行い、且つKey=Cの場合、『ド・レ・ミ・ファ・ソ・ファ・ミ・レ・ド』
は非常にオーソドックスな発声の練習方法である。
では、半音上がったKey=C♯の場合、『ド・レ・ミ・ファ・ソ・ファ・ミ・レ・ド』はどの様に音が上にシフトするか?
移動ドとして捉えて全ての音を回答用紙に順番に表記しなさい。

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ans.ド♯・レ♯・ファ・ファ♯・ソ♯・ファ♯・ファ・レ♯・ド♯

 

問4【発声】

セミナーで多くの人にマイクを使って声を届けなくてはならない仕事をしている生徒が来たとする。
やはり声が抜けずマイク乗りも悪い。
すぐに喉が疲弊してしまう。
改善するにはどういう練習が的確なのか?
次の中から選びなさい。
回答は複数でも構わない。

1:胸式呼吸なので腹式呼吸にする。
2:もともと抜けの悪い声質だからそれは変えられない。
3:声を抜け易くする為に上咽頭共鳴が出来る様にさせる。
4:大きな声を出した事が無いタイプであれば限界まで大きな声を一度出させて自分を知って貰う。

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ans.1・3・4

 

問5【テンポ】

テンポが100の楽曲で歌唱した場合、歌唱した生徒さんがどうしてもリズムが走ってしまう。
この場合の改善策をリズムの観点から25文字以内で答えなさい。
※優秀な回答の場合は適時点数を与えるものとする。

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ans.裏拍の練習を行い、縦のリズムの癖を取る。

 

問6【表情筋】

表情の筋肉が固いと喋っても歌っても声質に明るい質感が生まれない。
声の抜けも乏しく、マイクへの集音が難しくなってしまう。
表情の筋肉が固い場合、リップトリルが効果のある練習方法であるが、もう一つの練習方法は何か?
ボイストレーニングガイドラインに則したもので15字以内で回答しなさい。

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ans.アイウエオの一分間運動

 

問7【ボイスポジション】

ボイスポジションで一般的な男性生徒が共鳴し易いポイントを見つける場合、その音がF4で『エ』で発声した時に一番共鳴したとする。
この次の作業に取り掛かる際、間違った方法であるものを1つ選びなさい。
また回答が存在しない場合には『×』と記入しなさい。

1:『エ』で出来たのだから『アイウオ』でも同じ様に出来る様にしてみる。
2:共鳴の感覚が掴めたので喉の開き方についてレクチャーして行く。
3:『エ』だけしか上手に共鳴しないのでC3以下の低音でボイスポジションを試してみる。
4:ボイスポジションが1つ定まれば、生徒にもイメージが湧くので発声可能な全ての音域で共鳴が出来る様にして行く。

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ans.3

 

問8【音域】

通常、男性と女性のキーは3オクターブ~3オクターブ半であるが、男性は女性よりも大よそ何度声が低いか?

1:1度
2:5度
3:3度
4:7度

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ans.4

 

問9【共鳴】

共鳴を行う際の咽頭を大別する3つの部位すべてを答えなさい。

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ans.上咽頭・中咽頭・下咽頭

 

問10【レコーディング基礎】

通常のレコーディングを行う際にコンデンサーマイクを使用したとする。
コンデンサーマイクの前には発声者の息がマイクに集音されない様に布で出来たガードを利用するが、これの名称を答えなさい。

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ans.ポップガード

 

問11【肺活量】

肺活量が多いに越した事はないが、歌手や声優、ナレーター、役者など全ての人には差が出るものである。
肺活量が少ない場合は共鳴の練習を行い、声の響きを導き出し、なるべく肺活量に頼らない発声を作り上げる必要がある。
共鳴の練習を行う際に、もっとも力を発揮する練習方法は何か答えなさい。

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ans.ハミング

 

問12【喉の開き方】

喉の開き方を生徒に教える場合、方法は2つを連盟で推奨している。
まず、1つ目は喉仏が外から見える男性などの生徒の場合は、喉仏を下げながら発声をする事が喉を開く事であると教える。
(↑勿論、これは極端な伝え方であってレッスン場ではもっと丁寧かつ具体的に話を進めなければならない)
2つ目の練習方法は舌の位置について教える練習がある。
以下より間違っている方法を一つ選べ。
また回答が存在しない場合には『×』と記入しなさい。

A:『ア』の口の形を作り、舌を下の前歯に着けて平らな状態にする。
B:上記Aの状態のまま発声して舌がぶれないかを確認する。
C:舌が大き過ぎて平らになり辛い黒人生徒には平らではなく若干窪ませ対応する。
D:口腔内に空間をしっかり作ってハミングで練習させる。

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ans.C

 

問13【発声基礎】

『ア』の声を発声する場合の舌の位置で正しいものは次のうちどれか。
3つ選択せよ。

A:下の歯になるべく舌の先端が付いていなければならない
B:舌が中央に窪んだ形でなければならない
C:舌が全体的に滑らかで力んだ状態ではあってはならない
D:舌が下がる事によって喉の奥の口蓋垂がしっかり目視出来なくてはならない

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ans.ACD

 

問14【スケール練習】

クロマチックスケールの練習を発声で行う場合、目的としてそぐわないものを以下から2つ選べ。

A:半音ずつ上がったり下がったりする声帯の運動を身体に馴染ませる
B:鍵盤楽器の弾き語りが出来る様になる事は大きな目的である
C:難しい発声練習にも関わらず身体が力まず発声出来る様になる事
D:ナレーションなどの喋りに関する発声に有効な練習手段だから

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ans.BD

 

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