【質問タイトル：『地声とミックスの喚声点』】

ミックスボイスを使用すれば自分はhiＡ～Ｆまで、ファルセットはhihiＡまでが歌で出ます。
結構綺麗に出ると思っています。
この音域よりも下の音域、つまり丁度表声とミックスボイスの換声点周辺の音域が思った様に出ません。
喉が疲弊してしまいます。
イ行やウ行の母音については特に歌えず困っているのです。
高音域は普通に歌えるのになぜでしょうか…？？

自分にはどの様な練習方法が向いているでしょうか？

ちなみに表声は元々はとても低いです。
バンドの方向性では高音域を歌う曲が多いです。
それゆえ、ミックスボイスに頼り過ぎている状態です。

【連盟技術担当スタッフ：以下回答】

お疲れ様です。
連盟技術担当スタッフです。

多分、息が過多なのだと思います、ミックスボイスでも。

発声において息が多量な場合、声帯を息が激しく通過するので喉が大変疲弊します。
息が声帯を通過する際に声帯が必要以上に振動して声が出ている状態なので、当然声が嗄れ易くなります。
ロングトーンで発声練習をボイストレーニングで行っている時も声が嗄れ易いのではないでしょうか？

今回のご質問内容を拝見する限りではロングトーンの練習、これが効果的かもしれません。
ロングトーンの方法については当連盟サイトのトップページからボイストレーニングガイドラインをダウンロードして頂き、ご参照頂ければ一発です。

もう一つ効果的なのはハミング。
息が漏れ易いのがミックスボイスの一つの悪い特徴であるとは思いますが、それでも息が漏れ過ぎて良い事は何一つありません。
従ってミックスボイスでハミングの練習を行うというのもかなり効果を見込めると思います。

これらの練習をやって行く事で必然的にどの音域も安定して来ると思います。