話し声と喉への負担

こんにちは。
日本ボイストレーナー連盟 ボイストレーナーの鈴木智大です。

今回は、声が喉へどのような負担がかかっているのか。
それに対してどう対処していけば良いのかという部分についてのお話です。

講演会などをされていらっしゃる方、
教員の方であれば授業を行っていらっしゃる方などは、一日中声を出しっぱなしです。

それがどれくらい喉の負担になっているのか、どれくらいのスパンで喉を休めたら良いのか、
話す時に気をつけること、また、どのように喉を休めたら良いか。

普段の生活に密接に関連する部分に触れていきたいと思います。

目次

長時間話す時の喉の負担

講義や授業、ビジネスにおいても長時間話すシーンがたくさんあると思います。
途中から声が嗄れてくることも多いですが、負担になる原因として、

必要以上に大きな声を出そうとしている

喉に力が入ってしまう

息を出す量が多い

などが挙げられます。

そしてこれらは同時に行ってしまう事が多いのです。

大きな声を出そうとすると、無理な力みが生じて息の量も多くなります。
息を出す力と声の出す力で声量を得ようとするのです。

すると喉の炎症ぎみになり、結果的に声が出にくくなってきます。

喉に負担をかけないためには

そんな時に気をつけたいことは、「いかに喉に負担を掛けずに発声するか」です。

1番大切なことは “共鳴発声” を行うことです。

共鳴発声を行う理由は、
喉に負担を掛けずに大きな声を出す
という部分にあります。

アコースティックギターは、弦を軽く弾いてもしっかり、ハッキリ音が響きます。
それと同じように、声帯で声を作り、口腔や鼻腔、咽頭なとで共鳴させるのです。

共鳴させることで声量も倍増され、負担も限りなく抑えることが可能です。

(共鳴についてはここでは深く触れませんが、やり方については当連盟のボイストレーニングガイドラインをご参照下さい)
Session3【共鳴の必要性】

声がれしてきた時の対処法

それでも声がれしてきてしまった場合、
または共鳴できずに声がれしてしまった場合、
必ず喉を休める時間を作りましょう。

力みが生じてしまっている場合、クセのような状態になるため直ぐに負担をとることが難しくなります。
一旦フラットな状態にする必要があるため、
一度声を使わない状態を一定時間作ります。
(できれば20分前後おくと良いと思います。)

その間、常温の水などで水分補給したりうがいなど行って、その後声を出し始める時は、
共鳴発声を意識して楽に出せる低音部分からウォームアップするようにして少しずつ出していきましょう。

喉の負担を軽くして、共鳴発声の軌道修正をしましょう。

喉に負担が掛からないように日頃からボイストレーニングを行うことが大切ですが、
どんなに正しい共鳴発声を行っていても声帯を使っていれば当然疲労します。

長時間声を使う場合は1時間に一回は喉を休める時間を確保するよう心がけましょう。

当連盟では、有資格者で話し方のレッスンができるボイストレーナーのご紹介や、講師派遣などのご依頼を随時受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。
今の自分よりも、発声能力を高めたい、発声技術を磨きたいという方は是非、下記より詳細をご確認下さい。

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一般社団法人 日本ボイストレーナー連盟
ボイストレーナー/鈴木 智大

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