説得力のある話し声とは。

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こんにちは。
日本ボイストレーナー連盟 ボイストレーナーの鈴木智大です。

今回は、ビジネスなどで使える「説得力のある話し声」について
お話ししたいと思います。

ビジネスでは、この「説得力のある話し声」を意図的に使うことで効果的な場面が多々あります。

例えば、
・営業マンの交渉
・プレゼンテーション
・講演会
など。

しっかり相手に納得していただくために、
しっかりと重要な内容を伝えるために必要です。

どのようなことに注意して話す必要があるのか、お話ししたいと思います。

説得力の無い声・話し方

まず、説得力の無い声、話し方とはどのようなものなのか。

・甲高い声(細く高い声)
・滑舌が悪い
・速い話し口調
などが挙げられます。

説得力のある声・話し方

簡単にいうと、上記で挙げたような要素の逆を捉えることで説得力のある声・話し方が生まれます。
要するに、、、

・太く低い声
・滑舌の良いハキハキした話し方
・ゆっくり丁寧な口調
ということが挙げられます。

説得力のある声・話し方を行うためには・・・

太く低い声

これは元々の声質に個人差がありますので、
必ずしもこのような声を出せなければならないというわけではありません。
ただ、甲高い声や細い声については軽く聞えてしまうことが多く、説得力に欠けてしまいやすいです。

細く、甲高い声の方は、自然な声で鼻と口の間あたりに声を響かせるように心がけてみて下さい。
声の共鳴ポイントが下がり、比較的低く(ご自身の中で)、しっかりした輪郭のある声が出るのではないでしょうか。
慣れない方は何か文章を音読するなどして練習すると良いでしょう。

滑舌

滑舌が悪く何を言っているのかわからないような話し方は
説得力が損なわれます。

特に舌ったらずのようになってしまうと、幼稚性を感じさせてしまい、
不安感を与えてしまいやすいので注意が必要です。

具体的な滑舌の改善方法については 滑舌を良くするためには を参照してみて下さい。

話すスピード

早い口調は、人によってはハキハキしているように聞こえる場合もありますが、
逆に自身の無さに繋がってしまったり、
焦っているように聴こえてしまう場合があります。

スピードを単にゆっくり落ち着いて話すよう心がけます。
文章を用意して音読したものを録音し、話す速度を客観的にチェックしてみましょう。

精神的な部分も関連してくると思いますが、
ボイストレーニングの基本である肩の脱力を意識しましょう。
精神的な緊張がそのまま筋肉の緊張に繋がりやすく、
それが発声にも影響が出てしまうのです。

まとめ

身体の脱力を行い、話すスピードを調節し、共鳴ポイントを整え、落ち着いたトーンで話すことを心がけましょう。

客観性を得るために、ボイスレコーダーでの練習も大切です。

当連盟では、有資格者で話し方のレッスンができるボイストレーナーのご紹介や、講師派遣などのご依頼を随時受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。
今の自分よりも、発声能力を高めたい、発声技術を磨きたいという方は是非、下記より詳細をご確認下さい。

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一般社団法人 日本ボイストレーナー連盟
ボイストレーナー/鈴木 智大

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