高音発声するための練習方法

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皆様、こんにちは。
連盟スタッフおよびボイストレーナーの通称Aです。
さて、今日も実際に勉強会で参加者様からご質問頂いた内容について検証してみましょう。

某日の勉強会にて『高音発声するための練習方法』。
これについてどんな方法があるのか?をご質問頂きました。
改めて私と皆さんとで考えて行きたいと思います。

高音発声するためのボイストレーニングとは

高音の発声方法についてはボイストレーニングの観点からすると、上咽頭での共鳴が必要不可欠になります。
そうです、一番大きなポイントは上咽頭なのです。

咽頭は大きく分けて上咽頭、中咽頭、下咽頭に分けられます。

高音発声のためには上咽頭部分での共鳴が必要

高音の発声であればあるほど、喉の上の方、つまりは上咽頭部分での共鳴が必要であり(ミドルボイスやヘッドボイスやスーパーヘッドボイス)。
低音の発声であればあるほど、喉の下の方、つまりは下咽頭部分や胸部での共鳴が必要になります(チェストボイス)。

共鳴させるには腹式呼吸での圧力のある発声方法が必要

上咽頭で共鳴をさせようとすればするほどに腹式呼吸での圧力のある発声方法が必要になります。
横隔膜を押し上げて肺から空気を押し上げて、そこに声帯を閉じる事により声を発声するメカニズムです。

この点については、当連盟が発行している『ボイストレーニングガイドライン』(TOPページからダウンロードできます)をご参考頂ければと存じます。

今日は、高音発声する為のボイトレ方法について咽頭を細かく解説しながら色々と述べさせて頂きました。
また次回もどうぞよろしくお願い致します。

一般社団法人
日本ボイストレーナー連盟

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