2015年1月度 JAVCERT 過去問題

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問1(腹式呼吸/5点)

腹式呼吸での発声中に、横隔膜の広がりを確認できる事象を以下の中から選べ。

1.ブレスのタイミングで、おへその下が広がった。
2.発声のタイミングで、横腹の凹みを確認した。
3.ブレスのタイミングで、腹横筋部分が弛緩した。
4.発声のタイミングで、丹田部分が弛緩した。

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Ans.3

 

問2(声の抜け/5点)

声はなぜ抜けが必要なのかを以下の単語を全て用いて70文字以内で説明しなさい。
『マイク』『楽器』『存在感』

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Ans.声を抜けさせなくてはならない理由はマイクに声を乗り易くし、他の楽器に声が負けない様に存在感を発揮させる為である。

 

問3(共鳴/5点)

共鳴を用いて(   )を高める為には、
1:外で鳴っているオケや楽器の音をよく聴く。
2:自分の声の振動を三半規管で感じ取る。
3:さらに自分の声が外部で鳴っているのを耳で聴く。
という3つの能力を高めなければならない。
上記の(   )内に入る単語はなにか答えよ。

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Ans.相対音感

 

問4(リズム(一般知識)/5点)

ポピュラーな音楽に四つ打ちと呼ばれるものがある。
四つ打ちとは何かをバスドラムという単語を入れ説明しなさい。
文字数は問わない。

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Ans.
四つ打ち(よつうち)とは、主にダンス・ミュージックにおいてバスドラムにより等間隔に打ち鳴らされるリズムのことを指す。曲の中でバスドラムを使い、1小節に4分音符が4回続くリズムであることからそう呼ばれる。
ディスコとエレクトロニック・ダンス・ミュージックで多用されるビートである。簡単に言えばダンス・ミュージックにおいて「ドン・ドン・ドン・ドン」と延々と低い音が入っていれば、そのことである。

 

問5(ソルフェージュ/5点)

音程がどうしても上手に取れない生徒がいるとする。
以下の環境下だと仮定し、その場合の対応方法としてどの様な方法が理想的か述べよ。文字数は問わない。

・生徒は男性
・マイクは無い
・鍵盤楽器がある
・録音機材がある
・生徒は腹式呼吸をある程度マスター出来ているものとする

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Ans.
共鳴をしっかりと教え込んだ後、もしくは並行してハミングの練習を行う。
その後にソルフェージュの練習を録音機材で声を録音しながら行い、本人に実際の音の外れ方を聞いて知って貰う事を繰り返す。

 

問6(アタック/5点)

舌を使い呼気の流れをコントロールし、発声にメリハリや強いアタックをつける方法を簡潔に答えなさい。

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Ans.タンギング

 

問7(トリル/5点)

唇をパタパタと震わせるトリルと舌を巻いて行うトリルが存在する。
2つの名称を答えなさい。

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Ans.
リップトリル
タントリル

 

問8(ロングトーン/5点)

ボイストレーニングガイドラインで求められているロングトーンの発声秒数は( )秒である。
(   )の中の数字を答えよ。

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Ans.20

 

問9(ファルセット/5点)

ファルセットを発声する場合、声の鳴りは以下のどれに該当するか。
正しいものを一つ選べ。

1.ミドルボイス
2.ヘッドボイス
3.チェストボイス

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Ans.2

 

問10(関連/5点)

問9の関連問題である。
ミドルボイス、チェストボイス、ヘッドボイス、スーパーヘッドボイスなどの様に、発声方法や声の鳴りの場所を分ける事の名称を答えなさい。

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Ans.声区

 

問11(基礎音楽理論/5点)

第一倍音で音程はユニゾンの場合、音名がC3だとする。
これを軸にすると第二倍音の音程は1オクターヴで、音名はC4である。
さらに第四倍音の場合、音程は2オクターヴとなるが、この時の音名を2文字で答えよ。

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Ans.C5

 

問12(ビブラート/5点)

ビブラートの掛け方で、正しい方法を以下の中から一つ選べ。

1.腹式呼吸と胸式呼吸を交互に繰り返し発声する。
2.身体を力ませたり、柔らかくする事を交互に繰り返し発声する。
3.腹式呼吸で発声するアプローチは変えず、咽頭を震わせる。
4.息の分量の増減を、交互に繰り返しながら発声する。
5.声の大きさを調節する事を意識して発声する。

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Ans.3

 

問13(音程矯正/5点)

ソルフェージュとは何であるか、端的に150字以内で説明しなさい。

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Ans.
ソルフェージュとは、音感を養うための基礎教育の総称で、聴音のような音による聴覚的視点の教育と、楽典や記譜に関する論理的な教育の両方を総合的に捉えた音程教育の名称である。

 

問14(音楽理論/5点)

7つの和音の構成音として、1st.3rd.5th.7th.9th.( )th.13thがある。
上記の(   )内に入る適切な数字はなにか答えよ。

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Ans.11

 

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