ハモるときについて

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【質問タイトル:『ハモるときについて』】

今度、初のツインボーカルに挑戦します。
ハモり担当になる曲もあるのですが、抑え気味に意識して歌っても、メインボーカルを飲み込んでしまうことがあるみたいです。

元々声量がある方で、メンバー曰く、「響いている」との事らしいです。
このような場合、ハモりには向かないのでしょうか?

【連盟技術担当スタッフ:以下回答】

お疲れ様です。
連盟技術担当スタッフです。

ボーカル同士のアンサンブルでは、プロの現場でも「声が抜けすぎてメインより目立ってしまう」という事はよくあります。

対処方法としていくつか例をあげます。

1:まず、『相手に合わせるぞ』という気構え
これだけでも大分違います。
相手が作った曲、相手の声が好きだ!相手の声が聞きたい!という印象を持って臨むとか。
その心構えだけでアンサンブルが成立する事もあります。
2:楽器なくして2人で歌ってみる。
どうしても合わないということであれば、まずは声だけで試すという方法もあります。
これは誰でも行うことですので、一度やってみてください。
音楽はシンプルにすればするほど粗が目立つので、自ずと改善点も見えてくるものです
3:技術を高める
コーラスでは、音程・リズムが非常に重要です。
メインとずれる(メインがずれる)ことで成立が難しくなります。
最高のコーラスに仕上げるためには、技術的な改善も必要になります。
4:コーラスではなくユニゾンにしてみる
コーラスに拘らずとも、声が合うのであればユニゾンでも十分聴かせられます。
コーラスよりもユニゾンの方が良い・・・という事も普通にあることです。

追記させていただきますが、
声が響きすぎる=ハモりに向かない ということではないと思います。
もちろん、声の相性の良し悪しは当然ありますが、上記のいずれかの方法で成立、もしくは聴かせるレベルに持っていく事は可能というのが私の見解です。ご参考にして頂けると幸甚です。

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