2019年7月ボイストレーニング勉強会 ~JAVCERT資格試験対策勉強会~へのご参加ありがとうございました。

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皆さん、こんにちは。

2019年7月14日(日)にボイストレーニング勉強会を開催いたしました。

今回の勉強会は代表理事でもある青木亮が教鞭を取りました。

Session1からSession3
主に腹式呼吸と共鳴の発声メカニズムを中心として進めました。
しかし、ボイストレーニングガイドラインに記述されている全てのSessionに該当する内容の講義を行うことを前提として執り行いました。

201907ボイストレーニング 勉強会 三軒茶屋 (3)

参加者からの質問内容

質問1

腹式呼吸をボイストレーナーが自身の生徒へレクチャーする際。
生徒の中には腹部の筋肉が全く動かない人がいます。
その場合どのように指導すれば良いか適切なのか教えて下さい。

回答1

生徒さんの腹部の筋肉が動かない場合は、幾つかのケースが考えられますが、動かない最も多いケースとしては以下が挙げられます。
それは、(特に)腹横筋を動かす習慣が日常生活の中で皆無な事が原因となり、腹横筋が上手に動かせないと言うことです。

このケースは女性に多いのですが、腹横筋を動かすきっかけ、もしくは、気づきを提供していかなければなりません。
きっかけや気づきとして、1つ簡単に挙げられる方法は、腹横筋部分を親指で押し込みながら咳払いをしてみることです(この時お腹周りの筋肉は、完全に力を抜いている状態にしなければなりません)。

咳払いすることで、腹横筋が横にせり上がってくる作用が少なからずほぼ確実にあります。
咳払いの他には「クスクス」と小さな声でも構わないので笑った時などもその作用があります。

腹横筋の動きと発声の連動については、きっかけや気づきとして上記のようなことをボイストレーナーとして生徒に提案していくことが先ず望ましいと考えられます。
他にもよくありがちなのが腹部の筋肉(インナーマッスルも含め)が硬直しているケースです。

その場合は腹部の筋トレが過剰な場合が多いです。
腹式呼吸に必要な筋肉の使い方をマスターしてから筋トレをするのがボイストレーニング上、筋道としては正しいです。

質問2

共鳴の際に、喉仏を下げることも喉を開くことに該当しないのですか?
また、ボイストレーニングガイドラインのSession4でもありましたが、舌のポジションを目視することは喉を開くことになるのでしょうか?

回答2

例えば、クラシックなどの発声する場合。
喉仏を下げて歌を歌うことを前提として考えるのは手段としてよくあることです。

しかし、実は喉仏を下げて歌を歌うことは、ジャンルとしては限定的です。
むしろ舌のポジションを考えて喉を開くことの方がポップスやロックなど、更に言えばナレーションや司会等含め、老若男女問わず適用可能な手段です。

質問3

共鳴により相対音感を高めていくことが可能な事は理解しているが、世間一般に言われている所謂”音痴”の人でも音感を高めていくことが可能なのか?

回答3

可能です。
音痴な人と言うのは、共鳴による頭蓋骨の振動を作り出すことができても、外で鳴っている音の振動を自分の作り出している声の振動に噛み合わせられない人です。

つまり声による頭蓋骨の振動、それから外で鳴っている音の振動、、、これら2つを間違って蝸牛(耳の奥)で認識してしまっている人が音痴です。
これを矯正するためにはボイストレーナーが上手に音の振動の認識のズレを生徒である本人に対してレクチャーして導いて行くことが大事になります。

音痴の人は自分自身で音の違いが判別出来ない場合がほとんどですので、ボイストレーナーがうまく本人を先導していかなければなりません。

教鞭者の感想

201907ボイストレーニング 勉強会 三軒茶屋 (1)

久しぶりの教鞭をとりましたが、非常に有意義な時間でした。
自分自身、ボイストレーニングのメソッドは十分に理解しているつもりでしたが、その理解が多人数へレクチャーすることによりさらに深まったと実感しています。

今回のクール(Session1からラストSessionまで)については私、青木亮が日本ボイストレーナー連盟の代表理事としてではなく、1人のボイストレーナーとして教鞭を引き続き執らせて頂く所存でございます。
引き続き次回もどうぞよろしくお願い致します。

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