2014年3月度 過去問題 問16-17

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問16(表情筋/4点)

日本ボイストレーナー連盟ボイストレーニングガイドライン第一版では表情筋は『アイウエオの1分間運動』を推奨している。
『アイウエオ』の1分間運動とはどの様な練習方法なのか解答欄に記入せよ。文字数は問わない。

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アイウエオの一分間運動とは、口の開き具合としては歯と歯の間は小指一本が入る程度(イの場合は歯は閉じる)。
その口の開き具合で表情のみを器用に動かしてアイウエオを1分間発声するもの。
効果としては表情筋を柔らかくする事が可能で、表情での表現力が歌唱中に乏しいボーカリストには効果的。

 

問17(ハミング/4点)

ハミングとは歌唱方法の一種としても用いられるが、ボストレーニングの観点からすると、練習方法の一環である事は明白である。
では、ハミングの的確な練習方法を解答欄に記入せよ。文字数は問わない。
(この設問では、的確な練習方法のポイントを抑えて回答出来ていれば加点される。)

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ハミングは舌を平らにした状態を歯と唇と閉じながら発声する。
言い換えるならば「あ」の発声の状態で口を閉じて発声すると言っても良い。
この状態で、唇に声(音)が当たり、唇が振動しているならば声が前に抜けている証拠となるので、口を開けた状態でも声は抜けが良いという事になる。
『声の抜けは共鳴が出来ているから抜ける』というのも同時に言えるので、ハミングは共鳴の練習にもなるのである。

 

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