【質問タイトル：『地声がおかしい』】

こんにちは。
私は男性です。
地声の声質が数年前から変になりました。
男性の一般的な地声の様な太い声ではなくミックスボイスみたいに裏声が混ざったみたいな声になってしまいました。
声がとても甲高くなってしまったのです。
太い低い声はそこそこ力を入れないと出ません。
これは話している時の声もそうなのです。
太い声を僕としては力を入れなくても出せる様になりたいです、普段から…
何でこんな事になってしまったのか。
タバコが原因の喉の病気か何かでしょうか？
それとも発声に必要な筋肉などが衰えたのでしょうか？
肺活量が極端に低下した事によるものでしょうか？
ひょっとしたら地声だと僕が考えていた太い声は意識して作った声質で、本当の僕の地声ではないのかも？（そもそも論）…色々考えましたが解りません。
アドバイス頂ければ幸いです。

【連盟技術担当スタッフ：以下回答】

お疲れ様です。
連盟技術担当スタッフです。

問題として結構深刻そうです、お察しします。
これはなかなか判断を文面上で下すのは難しいです。
あくまでも想像上に基づく回答だと考えて下さい。
ですので、あまり鵜呑みは今回の場合はし過ぎないようにして耳鼻咽喉科で一度チェックする必要があるケースだと思って下さい。
音声外科でも大丈夫です（むしろ音声外科の領域です）。

恐らく何かしらの異常が声帯にあるのかもしれません。
普段の話声も変化してしまったという点が心配の要因となっています、私の。
通常は変声期などでなければ普段の話声は変化しませんからね。。。

まぁ、ひょっとすると年齢が10代などなら変声期という事で一件落着ですが。
お話を伺っている限りでは可能性としては10代でもなさそうですしね。

こういう場合、まず原因を究明する事が先決です。
それがボイストレーニングの決まり事と言うか、鉄則です。
今回の原因の究明に関しては耳鼻咽喉科、音声外科を受診する事です。
原因が究明されたらどこかのボイストレーナー（連盟からの紹介でも可能）に師事して、どう今後声と向き合って行けば良いのかをディスカッションしながらトレーニングを行うのが理想的です。
そうすれば道が開けて行くはずです。

さて、耳鼻科や音声外科を受診される際のコツをお伝えしておきます。
とにかく自分はボーカリスト、もしくは声に携わる仕事をしている、という事を十分にアピールしてください。
それだけでは先生方には伝わらないので『困っている困っている』と何度も言って下さい。
でなければ、一般の患者さんと思われて精密に親身な検査をしてくれません。

ちょっと滅入る助言ですみません。
が、参考にして頂ければ幸甚です。
前向きに頑張って戴きたいと思います。
是非、歌、それからご自身の声を好きで頑張って下さい。