デス声、シャウト、クリーンについて

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【質問タイトル:『デス声、シャウト、クリーンについて』】

質問です。
デス声とシャウト(中音域)のトレーニングをしているのですが、
シャウトに慣れるほど高音のクリーンが出なくなってしまいました。かすれてしまいます。

数日間喉を休めてみましたが、相変わらず高音のクリーンが出なく、声変わりの時のような状態が続いています。
違和感は特に無いので、おそらくポリープまではできていないと思いますが、裏声もかすれてしまうような状態です。

以前から低音のグロウルは出せました。グロウルを使っていた当時は高音のクリーンも出せていました。

行っていた練習は、キーボードで音階を確認してシャウトやスクリームを出しまくる・・・という方法です。
バンドでクリーンもデス声も使うので、練習方法の改善が必要か教えて下さい。

【連盟技術担当スタッフ:以下回答】

お疲れ様です。
連盟技術担当スタッフです。

文章だけでは非常に難しい部分です。

強靭な喉を持っているシンガーなら、長時間シャウトした後でも、クリーンな声質でバラードを歌うことができるでしょう。
例:矢沢永吉さん

しかし、喉が弱い・又は普通の人が同じ事をしようとしても、限界はすぐ来てしまいます。
仮に、ボイストレーニングである程度技術を身につけたとしてもです。

シャウトを行うと、喉の疲弊、充血、声帯のデキモノを併発しやすくなってしまいます。
シャウトの技術習得にはリスクがついてまわります。
元々喉に良くない発声ですので、自分がどこまでやれるか?を理解することが練習だと私は考えております。

現状、違和感はないとのことですが、声帯結節の可能性は否定できませんので、耳鼻咽喉科を受診してみて下さい。
念の為ファイバーで診てもらった方がいいでしょう。

それで何も無ければ、少し休養すれば声は元に戻りますので心配ないと思います。

『バンドでクリーンもデス声も使うので、練習方法の改善が必要か教えて下さい。』

バンドの方向性としてどちらも使いたいというお気持ちは分かりますが、
ご自身の喉の状態、技術力を客観的にみて慎重に進めていただきたいところです。

ボイストレーニングによって、「技術力でカバーする」ということが重要です。
これは永遠に付きまとう課題だと思います。

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